【おかやま相続フォーラム】に参加しました!
2016/04/18
Work
おかやま相続フォーラム
こんにちわ~
【㈱フェイス不動産コンサルティング】の渡辺です。
先週のことなのですが、【おかやま相続フォーラム】に参加してきました。
講義の内容ですが
一休法律事務所の司法書士、牧先生による
【失敗しない!遺言・エンディングノート・後見制度の比較整理】
小林裕彦法律事務所の弁護士、越智先生による
【「争族」にならないための相続アドバイス】
でした。
さて、相続は本人の死亡によって開始します。
少し前のデータですが、平成24年の統計によりますと
死亡数は125万6539人(厚生労働省・人口動態統計)
遺産分割事件は1万5286件(最高裁判所・司法統計)、
平成26年の公正証書遺言作成件数は10万4490件(日公連)
となっております。
「相続」が「争族」へと変わっていくようで、
「争族」が発生しやすいケースとしては、現在の関係は不仲ではなくても、いざ相続が始まってみると、
どうなるか分からない。
各々の相続人が、「この財産は自分のものになる(はず、べき、だろう)」と勝手に思い込んでいることも多いそうです。
そこで活躍をするのが遺言書です。遺言書には、
【自筆証書遺言】 遺言者が遺言書の全文、日付及び氏名を自分で書き(ワープロ不可)、押印して作成する方式
【公正証書遺言】 遺言者が遺言の内容を交渉人に伝え、公証人がこれを筆記して、公正証書による遺言書を作成する方式
の2つがあります。
それぞれメリット・デメリットが存在しますが、簡単にまとめますと、
【自筆証書遺言】 簡単に作ることができるが、安全性が低い
【公正証書遺言】 多少手間と費用がかかるが、安全性が高い
遺言を作成することで、相続人による紛争を未然に防ぐという観点からは、遺言の有効性が問題となる危険性や、改ざん、紛失、隠匿、破棄等
の危険性が小さい方法を選択すべきとなります。
よって【公正証書遺言】 が有効と考えられます。
今回の講義をまとめますと、先ず元気なうちに一度家族会議を開き、相続人全員の納得が得られるように、生前からの話し合いが重要となり、
「争族」の予防の第一歩となります。また、不安があるようでしたら専門家への相談をまずしてみましょう!
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