『空き家』が動く!? 『岡山市空家条例』が施行されました!!
2016/02/03
Work
コンパクトシティ
こんにちは~!! 株式会社カウル 野邊(ノベ)です。
先日、しばらく空き家だった物件の取引がありました。
移転登記をお願いした司法書士の先生から、
『最近は、長年空き家だった物件を売却準備のために相続登記をする方が増えています。』
ということを伺いました。
『コンパクトシティ』を目指している岡山市ですが、
昨年7月より市街化調整区域での新たな宅地開発等の基準が厳しくなり、
そして、今年1月1日から『岡山市空家等の適切な管理の促進に関する条例』が施行されました。
この岡山市の条例は、『空家等対策の推進に関する特別措置法』(平成27年2月施行)の国の法律を受けてのものです。
不動産取引をしていますと、
『周辺の状態の悪い空き家ためにその物件の価値さへも損なってしまう』
と思うことが多々あります。
◯家屋の倒壊・崩壊の危険性
◯悪臭や害虫等の発生、衛生上の悪影響
◯放火、自然発火、その他犯罪発生への懸念
◯景観や近隣環境への悪影響、などなど
『有効な資源、限られた国土の有効活用』
という意味におきましても、たいへん望まれた条例制定でした。
さて、現状放置している『空き家の対策』として考えられる方法は、以下の3つです。
①借家にする
②中古住宅として売却する
③更地にして土地として売却する
ここで、各市町村の助成金を活用できる場合があります。
岡山市ですと『空き家適正管理促進モデル事業』として、要件を満たすと
[除去(解体のこと)]や[リフォーム]に助成金が交付されます。
岡山市住宅課に問い合わせたところ、『除去』の場合
要件を満たせばMAX50万円まで交付されるとのことで、申請者で混雑しているようです。
今後は、『空き家』の積極的な活用や売却ができるように
多くの情報を集めていこうと思います。
『空き家』の売却や賃貸についてもカウルにご相談ください!!