【マイナス金利、岡山の不動産市場への影響】は??
2016/02/07
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マイナス金利
皆さん、こんにちは。
「岡山の収益不動産のことならカウル」の三井です。
平成28年1月29日、日銀が初のマイナス金利を導入しました。
このマイナス金利が不動産市況にどのような影響を与えるのでしょうか?
すでに銀行株は下落し不動産株は上昇しています。
銀行にとってはマイナス。不動産業に取ってはプラスになるという見方が大半なのでしょう。
収益不動産の相場は以前から高騰していて、いつ下げ相場になるか、
2020年まで持たないのではないかという見方を私はしていましたが、
マイナス金利が導入されたことで、もう一段階の上げ相場が訪れるのではないかと思います。
これはとても恐いことです。
その後の下げ相場はマイナス金利導入前の予測よりも大きな下落になるのではと心配しています。
すでに収益不動産の価格が高騰し、十分なキャッシュフローが出ない物件が多いのですが、
これ以上高騰するとキャッシュフローに余裕のない物件が増えていくことになります。
キャッシュフローに余裕が無いと不測の事態(空室リスクや金利上昇リスク等)に対応できなくなり、
賃貸経営が破綻することになります。
借りやすいからと安易に購入するのではなく、
ご自身の絶対的な基準を満たす物件のみを購入するようにすることが大切だと思います。
「まだ上がるから購入する」という動機がバブルの原因ですから、
購入する人が多くなりすぎてこのままバブルに突入することのないよう祈るばかりです。